1度目の稽留流産後、妊娠しないストレスから蕁麻疹慢性化
妊娠しないストレス。「日本の普通」が一番つらい
稽留流産してからの生理は、毎月きていました。
でもまわりの妊娠出産ラッシュでSNSは見なくなり、
普段連絡を取ったり遊ぶ友達も結婚してなかったり、子供がいなかったり、仕事を頑張っている人たちだけになりました。
私も流産をしてから、一気に海外に行くようになりました。
もう現実逃避。
前から思っていたけど、その頃から日本でも外人の友達に会っていると「日本の普通」って何なんだろう?と思うようになりました。
【30歳までに結婚して、35歳までに出産して、車買って、家買って。年1回は家族旅行して】みたいなよくある一般的な幸せと言われてる感じ。
私は出身が地方なので、地元の友達は基本30歳までに子供は2人いたりします。
女の子たちは専業主婦になっている子のほうが多くて、SNSも子供のことばかり。
それはそれでいいと思う。
でも、そうしないと周りからせかされたりする意味が分からない。
正直その子たちよりも自分の今の暮らしのほうがいいと思うこともある。
せっかくその勉強するために大学行ったのに、就職して1年で結婚して仕事を辞めて、1年に1回行けるかもわからない家族旅行。
今の私は主人の理解があるので海外旅行も年5~6回行っていて、仕事も自由にさせてくれる。
ここまで自由にできるのはお互い働いているからだと思うし、子育てに追われている友達から見れば、私は「大変そう」と思われているのかもしれない。
でも幸い今の私のまわりには
平気でふらっと1人で海外に行く子、
30歳過ぎてもそこまで結婚願望がない子、
日本ではなく海外で暮らしたいと思っている子、
外人と付き合っていて、結婚という形にこだわっていない子、
起業している子、
海外で起業しようと思っている子、
結婚しているけど、子供出来なくても2人でいるのが楽しいからそれはそれでいいかなと思っている子、
などいろいろな子がいるので、そのおかげで私は救われていました。
たぶんここに書いた子たちって世間一般的な、30歳までに結婚して、35歳までに出産して~みたいな価値観にとらわれていない。
私もどっちかというとその部類です。
だから【日本の普通、みんな一緒】みたいな感覚が窮屈になります。
私だけ妊娠しないのがそこから外れていて、仕事ばかりしている人と見られてるようで。
自分で気づかないうちにたまっていたストレスが蕁麻疹となって出てきた
職場では産休に入る人を見送り、産休中の人が赤ちゃんを連れて職場に遊びに来たりすることもありました。
その場にいるのも正直つらい。
親戚が集まる場では「子供はまだなの?」とか平気で聞かれます。
私が流産していることを知らないのかもしれないが、そんなことを言われるたびに「それだけが幸せじゃないんだよ。別に2人でも楽しいし。」とも思っていました。
そんなこと直接言いませんけどね。
その場では笑って「そうですね~早いほうがいいですよね~」と答えます。
そんなこと私が一番わかってる。
本当は結婚1年目から子供が欲しかったんだから。
私だって好きで子供がいないわけじゃない。
保育園で働いていたとき、子供たちのことを知ると出会った頃よりみんなかわいくなります。
そんな時に子持ちの先生に「自分の子供はもっとかわいいよ~」と言われたことがあります。
私も早くそんな状況になってみたい。
素敵な友達もいて助けられてるし、自由に仕事も頑張って生活していたけど、
親戚や周りの妊娠出産ラッシュで知らない間にストレスはたまっていたようで、
稽留流産の手術をして半年くらいした頃から蕁麻疹が出てくるようになりました。
毎日蕁麻疹が出てくるようになり、もうこれは病院行かないといけないな~と薬をもらいに行きました。
本当はもっと早くから病院に行って薬をもらっておけば慢性化しなかったのかもしれないけど、もう行った時期が遅く慢性化していました。
薬を飲まないとダメ、薬が切れると夜中でもかゆくて目が覚めるという状態でした。
なんで早く病院に行かなかったかというと、はじめは毎日蕁麻疹が出ていたわけではなく特に疲れた日や、職場で妊娠の話題になった時などでした。
数回蕁麻疹が出たときに、この原因は妊娠の話題に関わった時だと自分で気づいたので、できるだけ気にしないようにしていました。
薬を飲んだら楽になるんだろうけど、妊娠したかったのでできるだけ薬は飲みたくなくて病院に行かないようにしていました。
それがだんだん毎日出るようになり、夜もかゆくて寝れなくなったので病院に行きました。
薬を飲むとすぐ効いて、薬を飲んだ時からは蕁麻疹も出なくなりました。
病院では、「妊娠したいけど、この薬は飲んでいてもいいか?」ということは確認しました。
先生は「今のところこの薬は大丈夫」ということだったので飲むことにしました。
1日2回毎日薬を飲んでいました。
薬を飲み始めて1か月後くらいにハワイに行く予定がありました。
一応薬も持って行っていたのですが、ハワイに行っていると蕁麻疹が出ていないことに気づきました。
いつもは薬が切れるとすぐかゆくなってくるのに。
薬がないとダメな状態にはしたくなかったので、ハワイにいる間は薬を飲まないようにしてみました。また出たら飲めばいいし。
結局全然薬を飲まなかったのに、平気で水着を切れるくらい全然蕁麻疹が出なかったのです。
この時、日本にいると誰かと比べてしまったり、比べられたりするのがストレスになっていたんだろうな。と思いました。
ハワイで自由に楽しくしている間は、妊娠できないことも気にすることなく本当に楽しめました。
この後日本に帰ったらもちろん普通に蕁麻疹は出てきました。
結局この蕁麻疹は2回目妊娠するまで出続け、ずっと薬を飲んでいました。
気にし過ぎはダメ。わかっていてもそれができれば誰も苦労しないと思う。
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病院に行くほどではないけど、妊娠中は貧血も気になっていたので
鉄分も入った葉酸サプリを飲んでいました。
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