2回の稽留流産で3人の天使・その後3度目妊娠の記録

30代で2回連続の稽留流産により、3人の天使ママとなりました。3人のこと、妊娠、流産、症状、兆候、手術、費用、保険のことなど記録に残していくブログです。妊活開始して1年半後、自然妊娠するも胎芽は確認できず稽留流産。 それから1年半後、一卵性双生児を自然妊娠。一絨毛膜二羊膜(MD)の双子でしたが、心拍確認後8wで稽留流産となりました。その後3度目(4人目)の妊娠をしました。

不育症学級に参加。2度の稽留流産で初めて知った不育症について

不育症学級に参加。2度の稽留流産で初めて知った不育症について

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手術後の診察で2回流産しているから調べたほうがいいかもしれないねと先生に言われました。

その前、手術前にはもうこの不育症の病院の予約はとっていたのです。

不育症専門の病院が少なくて、この病院も3か月待ち。

2度の稽留流産で早く次の対策をしておきたい気持ちが強かったので、手術前に予約していました。

 

でも初診はまだまだ先なので、その前に病院が行っていた不育症学級に行ってきました。

 

人気の不育症学級

病院で毎月行われている不育症学級は不育症について学べます。

夫婦で来ている人もいれば、女性1人の方も。

私も1人で行ってきました。

1時間半ほどの不育症学級ですが、開始時間10分前に行ったらもうほぼ満席でした。

 

初診予約をしている方は受付で初診の時に必要な問診表を渡してくれます。

時間通りに不育症学級は始まりました。

 

 

まずは流産について

自然流産は(15%)そのうち染色体異常は(80%)

その中での異常としては①卵子染色体異常(25%)、②受精卵染色体異常(40%)、③着床前妊卵染色体異常(25%)があり

さらにすすんで④妊娠初期染色体異常(10%)・・・ここまでが自然淘汰と言われるものだそうです。

さらにすすむと⑤染色体異常新生児(0.6%)(ダウン症とかの場合)になり、これが流産となります。

みんな気づいていないだけで、生理の3回に1回は自然淘汰だそうです。

 

【流産率】
平均 15%

35歳 20%

40歳 40%

42歳 50%

デンマークの論文による数字(医療費タダのため、ほぼ全女性のデータだそう)

この病院では37~38歳の受診が多く、3割が流産

 

「流産は卵子の老化」説もあるが、先生は反対しているそう
 ↓なぜなら

この病院で治療すると、流産率がデンマークのグラフを下回るから。

40歳から流産率が上がるのは自己免疫疾患、免疫のバランスを崩すことなどによることが原因ではないか?

 

35歳2回流産4%

  3回流産0.8%

全女性の約4割は1回流産しているようです。

2回流産した人が何も検査治療をせず妊娠した時の生児獲得率80~90%

3回流産した人では50~60%

 ↓

その流産が20代で2回なのか、30代で2回なのか、心拍確認後なのかなどによっても変わる

 

【偶発的流産を繰り返す確率】

2回流産の人は64%不育症検査異常なし

3回流産の人は51%不育症検査異常なし

 

不育症のリスクは

約40%は原因不明なので、無治療で88%の人は妊娠をする。

 

甲状腺疾患

流産しやすい

バセドウ病、橋本病は抗リン脂質抗体などの流産の原因となる抗体を併せ持っている可能性が否定できない。

内科で診察治療を行い、内科で妊娠をしても良い許可が出たら、不育症専門医と治療を進めるようです。

3 D 超音波で子宮の形も見える(痛くなく見える)

 ↓よって

卵管造影をしなくても良い。造影剤にはヨードが入っているので甲状腺にはよくない。

卵管造影は痛いって聞くので、これをしなくていいのはありがたいです。

 

◎子宮奇形

弓状子宮 このくらいの異常は大丈夫

中隔子宮 一番流産率が高い50%

     血流が悪く流産しやすい

双角子宮 あまり流産しないが、逆子になることが多い

重複子宮 流産しない

その他の子宮奇形は、子宮奇形度としては高いが流産はしないことが多い。

ちょっとした子宮奇形の方が流産をしやすい場合が多い(弓状子宮など)

 

◎染色体異常

相互転座 普通に日常生活を送れるが、妊娠をすると流産はしやすい(2/4流産する)

ロバートソン転座 4/6流産する

着床前診断:傷のついた受精卵を体内に戻す。まだ安全か、問題がないかは分からない。今のところは大きな問題の報告なし。

染色体異常を診断された不育症患者の次回妊娠率 63%

染色体正常      〃           78.7%

 ↓

染色体転座があるとやはり流産はしやすい

 ↓

染色体診断がやるべきか?←安全性が確立されていないのでしなくても良い(本人の判断に任せる)

 

◎抗リン脂質抗体

胎盤血栓を作るので流産しやすい

SLE など膠原病、リウマチ疾患の患者は流産しやすい

 ↓

自己免疫疾患であり抗リン脂質抗体などの自己抗体を持つことが多い

SLE 患者の中で抗リン脂質抗体陽性患者は流産しやすい(抗リン脂質抗体陽性は血栓ができやすくなるということ)

       抗リン脂質抗体陰性患者は流産しない

膠原病、リウマチ疾患がなくても、抗リン脂質抗体陽性ならば流産する

 ↓

抗リン脂質抗体症候群

これらの人は、アスピリン飲むと流産率が下がる

 

◎同種免疫異常

胎児の半分は父親由来なので、臓器移植のようなもの、拒絶反応を起こして流産を引き起こす

 ↑

現在この検査は存在しない

このために30年前は、「夫リンパ球免疫療法」を行っていたが現在はやらない(まだやっている病院もあるが、効果はない)

アスピリン

アスピリン+ヘパリン注射

やっても効果がない人は、ステロイドや大量免疫グロブリン療法を行う。

ステロイドは副作用などの問題もある。

大量免疫グロブリン療法は、1回の値段が高い(100万)。そのため治験の紹介されることもあるが、半分は駄目の薬を割り当てられる。

 

柴苓湯(漢方):動物実験では実証済みだが、量が多いので、その量を人間で使用していいかどうかは分からない。

 

着床障害

・第Ⅻ因子欠乏

プロテインS抗体陽性の人

EGF(上皮成長因子) 血管新生を促す

移植の日からかりんにゃアスピリンをやっても効果はない

 ↓よって

着床はメンタルが関係してくるのではないか

アメリカでは着床障害の人にヘパリンは使用しない(ダメ)

低量アスピリンは血流改善に効果があるが、鎮痛剤などに使われるアスピリンは濃度が高く血流改善には効果なし(あくまで鎮痛、解熱剤)

 

 

こんな内容の話でした。

間違ってるところもあるかもしれないです。ごめんなさい。

難しくて理解できなかったところは書いていません。

本も出版されているようなので、詳しく知りたい方は読んでみてください。

不育省学級に参加できなくて不安な方にもおすすめです。

【不育症についての本】不育症学級(改訂版)

 

 

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ー

 保険のおかげで手術代は気にせず安心して手術ができました。

結婚して保険を変えたけど、今回で2回もお世話になりました。

うれしい出来事ではないし、もうお世話になりたくないけど、

そんな中でお金のことを気にしなくてよかったのは本当にありがたい。

 

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