【2度目の妊娠、稽留流産14】手術当日1、今回は吸引法による稽留流産手術
いよいよ手術です。
2時間くらいしか寝れなかったので、なんだかいろいろ不安。。。
今回の入院【手術前日1】はこちらです↓
【手術前日2】前処置についてはこちら↓
【手術前日3】の様子はこちら↓
6時45分から絶飲
6時半頃、水分摂取できる時間の確認に看護師さんが来ました。
手術の2時間前から水分をとれなくなります。
今回は8時45分から手術のため、6時45分まで水分をとれます。
もう15分前!
そんなことすっかり忘れていたので、急いで歯磨きをして水分補給。
普段から寝起き(ほぼ寝れてないが)のままではなく、せめてうがいをしてからじゃないと何も飲み食いしたくないのです。
ちなみに前日の21時頃から絶食になります。これは手術の時間によると思います。
なので朝も絶食なのでさっさと歯磨きしてきました。
それでもあまり飲む気になれず100mlくらいしか飲めませんでした。
ここの病院では水、ポカリやアクエリなどのスポーツドリンクを飲んでよかったです。
飲んだものと時間、量は紙に記入します。
しばらく水分をとれないので、水分不足にならないようにしっかり水分補給するのが理想的だと思います。
8:00家族面会ok
手術が8時45分からだったので、手術のため普通の面会時間より早く主人も病院に来れました。
8時半前には主人も来てくれて、夜全然寝れなかったことなどを話しながら手術の準備をしました。
8時半に前日に渡されていた手術着に着替え終わらせ、最後にトイレへ。
コンタクトはできないので、めがねのまま手術室へ行くため、めがねケースを持って行っていいか看護師さんに確認しました。
吸引法による稽留流産手術
8時40分になったので手術室に移動しました。
前回の手術の時は部屋で点滴を開始したので点滴をガラガラ押しながら向かったのですが、今回は部屋での点滴はなし。
めがねケースだけ持って手術室に向かいました。
主人と看護師さんと手術室まで歩いていき、手術棟に入る前のドアで主人とはお別れ。
朝1番の手術の人たちが続々と手術棟に集まっていました。
みんなここでお見舞いに来てくれている人たちとわかれます。
手術室手前の廊下でこれから手術を受ける人たちが担当の看護師さんと一緒に待っています。
手術担当の看護師さんが呼びに来て、名前や生年月日を言って本人確認をし、手術室に入ります。
8時45分、手術室に入って手術台にのぼります。
ここは本当無機質な感じですね。
担当する先生の好みなのか、いろいろな曲が流れているのだと思います。
前回の手術の時はクラシックだったと思うのですが、今回は普通に日本人歌手の曲。
なんか意外。
手術台に仰向けに寝て、めがねを渡して点滴など手術準備を開始。
裸眼だとほとんど何も見えないので、ずっとぼやけていて逆によかったのかも。
手足も縛られ、とりあえず手術中ちゃんと麻酔がかかるように願っていました。
もう痛いのは嫌だ。
手術の準備が進んでいる中で、両サイドにスタッフ2名がいました。
裸眼で誰がいるかもわからないので、「先生いますか?」と手術を担当する先生を呼びました。
先生が他のスタッフと話しているときだったなのですが来てくれて、1つだけ気になっていたことを言いました。
それは前日の最後の診察の時に、「吸引法で手術をして赤ちゃんを取り出しますが、きれいに取り出せるわけではありません。ご主人には手術終わりの報告でお見せすることになると思いますが、取り出した赤ちゃん見ますか?形が残っていないと思うので見ないほうがいいですか?」と言われていました。
その時は形が残っていないのなら見るのが辛いかなと思って「見なくて大丈夫」と答えたのですが、夜寝るときにやっぱり最後に見ておきたいと思ったので手術前に
「昨日は取り出した赤ちゃん見なくていいって言ったんですけど、やっぱり手術が終わったら見たいです」と先生に言いました。
そしたら先生もこころよく「いいですよ」と。
もうこれで手術前にやり残したことはない。
あとは先生におまかせするだけ。
麻酔がかかる前に、名前、何のための手術か、麻酔の種類などを本人確認のために言うことになっていました。
これを言ったあと「あー赤ちゃんいなくなるんだー」と思ったら号泣。
とりあえず泣かないように我慢していたのですが、もう精神的には壊れていたようで自分でコントロールできませんでした。
きっと隣にいたスタッフもびっくりだったと思う。
不育症相談までいって、元気なつもりだったがそんなことはなかった。
隣にいたスタッフの方が涙を拭いてくれていたのですが、ティッシュではどうにもならないような号泣のなか、麻酔をかけられ手術が始まりました。
稽留流産手術は1時間で終了
気づけば手術が終わっていました。
「終わりましたよ」起こされて、
先生が赤ちゃん2人を見せてくれましたが、麻酔がまだきいているのと、視力が悪いので裸眼では全然見れず
「めがねありますか?」と聞いて、めがねを持ってきてもらいました。
病棟にめがねは持って行っていたようで、病棟から持ってきてもらうまでまだ麻酔もきいていたので寝ていました。
めがねが到着して起こされ、めがねをかけて再度赤ちゃんを見ました。
先生が「1人は形がつぶれちゃったけど。もう1人はまだ形が残ってる。ここが目ね。」と教えてくれました。
確かに1人はもう形がわからなくなってるけど、もう1人は想像していた形。
よく胎芽のイラストなどで見る形。
流産して1週間経っていたからもうやわらかくなり始めていたけど、しっかり形を見せてくれてうれしかった。
前回の稽留流産は赤ちゃんが見れなかったので、こんなに小さな胎芽でも本当にかわいかった。
麻酔がきいてぼーっとしている頭でも「ここが目ね」と先生が言ってくれた言葉がすごく耳に残っていて、スタッフさんたちが手術の片付けをしている間にまた号泣。
本当にかわいかった。
こどもを産んでいる人からすれば「産まれてからのほうが可愛い」とか思われるかもしれないが、こんなに小さな、本当はもっと大きくなって欲しかった小さな胎芽でも私にとってはすごくかわいかった。
目もできていたのに、こんな結果になってごめんね。
できれば2人とも仲良く産まれてほしかった。
私の双子がいなくなったんだ。
もう会えないんだと思ったら涙がとまらなかった。
1度目の稽留流産手術の話はこちらです。
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保険のおかげで手術代は気にせず安心して手術ができました。
結婚して保険を変えたけど、今回で2回もお世話になりました。
うれしい出来事ではないし、もうお世話になりたくないけど、
そんな中でお金のことを気にしなくてよかったのは本当にありがたい。
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病院に行くほどではないけど、妊娠中は貧血も気になっていたので
鉄分も入った葉酸サプリを飲んでいました。
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